診療案内

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診療時間

診療時間
午前9:00~12:00
午後3:30 ~ 6:30
  • 【休診日】木曜、土曜午後・日曜・祝日
  • ★…木曜の午前診は女医による診察

診療科目

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科の一般診療を行っておりますが、特に咳に対する診療、幼少児での虚弱体質改善のための漢方治療いびき、睡眠時無呼吸の診療に力を注いでおります。

睡眠時無呼吸症候群・いびき

1 睡眠時無呼吸症候群・いびき

睡眠中、舌が落ち込み気道が狭くなった所に、無理して空気を通そうとするため、強い圧力がかかり、粘膜に振動が生じ音が出るのがいびきの正体です。
原因は、あごが小さい・鼻づまり・扁桃の肥大・肥満・疲労・飲酒など様々です。
いびき自体は病気ではありませんが、気道が閉塞して呼吸ができない状態が繰り返される睡眠時無呼吸症候群は病気とされています。

2 睡眠時無呼吸症候群の問題点

  • ・高血圧・脳血管・冠動脈疾患・糖尿病のリスクが大きくなります。
  • ・十分睡眠を取ったとしても、日中の眠気により生活の質が下がります。又車を運転する場合交通事故のリスクも大きくなります。
  • ・睡眠時無呼吸症候群の方のいびきの音は大きく、ご家族の睡眠をしばしば妨げる。

3 睡眠時無呼吸症候群簡易テスト

日中の眠気を感じる事が多い方は次のテストをお試しください。(簡易テストPDFはこちら)
実際に経験してない場合は、仮にその状況になればどうなるかを想像してお選びください。
このテストで11点以上の方は睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので当院に受診してみてください。

4 診察の流れ

診  察

終夜睡眠ポリグラフィー貸出
↓(貸し出し中の場合は予約していただきます)
治療法の選択
1)マウスピース
検査データをもとに、マウスピースを作成していただける歯科を受診していただきます。
2)CPAP(持続気道陽圧法)
空気で圧力をかけて咽の狭くなっている部分を開く方法です。慣れるまで時間を要する場合もありますが、慣れれば無呼吸は劇的に改善し、熟眠感を得ることができます。この治療は保険が適用されますが、毎月から3ヶ月毎の受診が必要になります。

いびき

院長自身、睡眠時無呼吸症候群で、10数年前からマウスピースを使用しています。

マウスピースを使用する以前は大きないびきにより、同室で寝ている幼い息子が泣き出す事もあった様ですが、マウスピースを使用する様になっていびきは殆ど無くなり、日中の眠気の程度も随分楽になり、毎日欠かさず使用しています。

費用について(3割負担の方)

初診・ファイバースコープ検査 約3000円
終夜睡眠ポリグラフィー検査・判断料 約3000円
CPAP ひと月あたり 約5000円

漢方治療

当院では西洋薬を主に使用しますが、症状改善には限界がある事も少なくありません。その場合は積極的に漢方治療も活用しております。

漢方が耳鼻咽喉科診療で役立つ事の多い場合

1.幼い子供さんの虚弱体質改善

1、2歳の頃は免疫も十分でないことが多く、特に保育園に通われているお子さんは絶えず鼻水・鼻づまり、繰り返す中耳炎・発熱で悩まされる事はしばしば経験されると思います。 医療機関でもやむを得ず抗生剤の処方を頻回に行わねばならない事も珍しくなく、耐性菌出現のリスクも上がることになります。この様な場合、漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。

2.急性上気道炎(感冒 )

急激な免疫力の低下は冷えから生じる事が多く、この場合身体を温める生薬が含まれている漢方薬は効果を発揮します。また、長引く感冒にも役立つ事が多いです。

3.疲れやすさ

長期にわたって疲れやすい状態が続くことがあります。この様な場合、西洋薬ではなかなか改善しない場合も漢方では効果を大いに発揮する事が珍しくありません。

4.慢性副鼻腔炎

細菌感染を契機に副鼻腔の炎症が慢性化し、後鼻漏に悩まされる事があります。マクロライド系抗生剤を長期間使う治療によりかなりの方が改善されますが、完全に後鼻漏は消えずずっと続いてしまうケースも少なからず見られます。この様な場合、漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。

5.難治性水様性水鼻

水様性鼻水は通常 1,2種類の抗アレルギー剤や点鼻ステロイドにて落ち着く事が多く、症状が重い場合、時にステロイド内服を行う事もあります。しかし、中にはそれでも改善しない場合があります。この場合鍼治療にて効果があがる事も少なくありません。尚、鍼は耳介に刺しますが、長さは1mm以下で痛みは殆どなく、当院では特に費用負担も頂いておりません。

6.のどの違和感

一般的にのどの違和感は感染症に伴う事が多いのですが、感染症の治療を行っても改善が見られないことがあります。このような場合漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。

7.めまい

めまいの原因はさまざまな要因で起こりえますが、西洋薬にて効果を発揮する事は多いです。ただ漢方薬で効果を発揮する事も珍しくなく、試す価値は大いにあります。

Bスポット療法を始めました

Bスポット療法のBは鼻咽腔の 「 び 」から名付けられていて、50年以上前に考案されたものの、メカニズムがはっきりしなかった事もあり、余り普及していなかったのですが、近年再評価されるようになっている治療です。

鼻の奥、のどの一番上の部位である鼻咽腔(上咽頭)は元々咽頭扁桃(アデノイド)というリンパ組織がある場所で、病原体から身体を守る免疫機能、特に子供にとっては重要な役割を果たします。成人では咽頭扁桃は小さくなっていますが、病原体を排除しようと免疫機能が活発になる事はあり、急性の炎症では発熱やのどの痛みなどの症状が生じます。一方炎症がくすぶり慢性化すると、発熱はなく下記の症状など多彩な症状が現れると認識されるようになりました。

1)後鼻漏・鼻づまり
2)耳の違和感
3)頭痛・頭重感
4)肩こり

これらの症状が現れた場合、内服療法では効果が乏しい事が多く、薄い塩化亜鉛溶液を染み込ませた綿棒を鼻咽腔にこすりつけると効果がある事がわかってきました。この治療がBスポット療法です。上記の症状の他 自律神経失調症や掌蹠膿疱症、IgA腎症などにも効果が報告されるようになってきています。

当院にお越しの際にBスポット療法を希望する旨をお伝えください。先ずは症状を伺い、内視鏡にて上咽頭の状態を確認した上で、適応があると判断されれば直ちにBスポット療法を開始いたします。炎症が慢性化している場合は週1,2回、合計 10回から 20回程を目安に行います。また、炎症が強い方は、処置を受けた後数時間から半日程、上咽頭のヒリヒリ感が残りますが、そういった方こそ効果がより期待出来ます。

摂食嚥下障害の訪問診療

尼崎市内にお住まいの摂食嚥下障害の方を対象に耳鼻咽喉科訪問診療を2019年から本格的に開始いたしました。

摂食嚥下機能が衰えると、摂食物を誤嚥するようになり、うまく吐き出せないと誤嚥性肺炎を生じるようになります。誤嚥性肺炎は死につながる為入院中は摂食を厳しく管理され、退院後も一般的には入院時と同じ様に摂食を厳しく管理されます。
実際、摂食嚥下障害が高度な場合、確実に誤嚥する為、口から摂食する事は非常に危険なものとなります。
一方摂食嚥下障害が高度ではない場合、食事形態を工夫することにより、誤嚥を防ぐことが可能となります。
摂食嚥下機能についてはどんどん衰えていく病気もありますし、逆に一旦摂食嚥下機能が衰えても回復していく病気もあります。しかし、いずれの場合も口から摂食を行わない状態が続くと確実に機能は衰えていきます。
そこで当院では、在宅でも出来るだけ口から摂食したいと希望される方に対し、嚥下内視鏡による評価を基にどのような物が口から摂食出来るのか判断し、言語聴覚士による嚥下訓練を開始いたします。
その後訓練中、必要に応じて、嚥下内視鏡の再評価を行っていきます。

訪問診療までの流れ

1.お電話、またはご来院にてお問合せください。
2.当院と連携している言語聴覚士によりある程度の摂食嚥下機能の評価を行います。
3.その後、当院医師が嚥下内視鏡による摂食嚥下機能の評価を行います。
4.嚥下訓練の内容を言語聴覚士と協議し、言語聴覚士による嚥下訓練を開始いたします。
その後嚥下訓練を行った上で必要に応じて嚥下内視鏡による再評価を行っていきます。

尚、時間の都合上、当院で訪問診療を行えるのは尼崎市内の方になりますが、それ以外の兵庫県内の近隣の市の方には、同じように行われている、耳鼻咽喉科医、言語聴覚士の方を紹介させて頂く事が可能な場合もございますので、一度お問い合わせ頂ければと思います。