診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ★ | ○ | ○ |
午後3:30 ~ 6:30 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / |
耳鼻咽喉科の一般診療を行っておりますが、特に咳に対する診療、幼少児での虚弱体質改善のための漢方治療、いびき、睡眠時無呼吸の診療に力を注いでおります。
睡眠中、舌が落ち込み気道が狭くなった所に、無理して空気を通そうとするため、強い圧力がかかり、粘膜に振動が生じ音が出るのがいびきの正体です。
原因は、あごが小さい・鼻づまり・扁桃の肥大・肥満・疲労・飲酒など様々です。
いびき自体は病気ではありませんが、気道が閉塞して呼吸ができない状態が繰り返される睡眠時無呼吸症候群は病気とされています。
日中の眠気を感じる事が多い方は次のテストをお試しください。(簡易テストPDFはこちら)
実際に経験してない場合は、仮にその状況になればどうなるかを想像してお選びください。
このテストで11点以上の方は睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので当院に受診してみてください。
診 察
↓
終夜睡眠ポリグラフィー貸出
↓(貸し出し中の場合は予約していただきます)
治療法の選択
1)マウスピース
検査データをもとに、マウスピースを作成していただける歯科を受診していただきます。
2)CPAP(持続気道陽圧法)
空気で圧力をかけて咽の狭くなっている部分を開く方法です。慣れるまで時間を要する場合もありますが、慣れれば無呼吸は劇的に改善し、熟眠感を得ることができます。この治療は保険が適用されますが、毎月から3ヶ月毎の受診が必要になります。
院長自身、睡眠時無呼吸症候群で、10数年前からマウスピースを使用しています。
マウスピースを使用する以前は大きないびきにより、同室で寝ている幼い息子が泣き出す事もあった様ですが、マウスピースを使用する様になっていびきは殆ど無くなり、日中の眠気の程度も随分楽になり、毎日欠かさず使用しています。
初診・ファイバースコープ検査 約3000円
終夜睡眠ポリグラフィー検査・判断料 約3000円
CPAP ひと月あたり 約5000円
当院では西洋薬を主に使用しますが、症状改善には限界がある事も少なくありません。その場合は積極的に漢方治療も活用しております。
漢方が耳鼻咽喉科診療で役立つ事の多い場合
1、2歳の頃は免疫も十分でないことが多く、特に保育園に通われているお子さんは絶えず鼻水・鼻づまり、繰り返す中耳炎・発熱で悩まされる事はしばしば経験されると思います。 医療機関でもやむを得ず抗生剤の処方を頻回に行わねばならない事も珍しくなく、耐性菌出現のリスクも上がることになります。この様な場合、漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。
急激な免疫力の低下は冷えから生じる事が多く、この場合身体を温める生薬が含まれている漢方薬は効果を発揮します。また、長引く感冒にも役立つ事が多いです。
長期にわたって疲れやすい状態が続くことがあります。この様な場合、西洋薬ではなかなか改善しない場合も漢方では効果を大いに発揮する事が珍しくありません。
細菌感染を契機に副鼻腔の炎症が慢性化し、後鼻漏に悩まされる事があります。マクロライド系抗生剤を長期間使う治療によりかなりの方が改善されますが、完全に後鼻漏は消えずずっと続いてしまうケースも少なからず見られます。この様な場合、漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。
水様性鼻水は通常 1,2種類の抗アレルギー剤や点鼻ステロイドにて落ち着く事が多く、症状が重い場合、時にステロイド内服を行う事もあります。しかし、中にはそれでも改善しない場合があります。この場合鍼治療にて効果があがる事も少なくありません。尚、鍼は耳介に刺しますが、長さは1mm以下で痛みは殆どなく、当院では特に費用負担も頂いておりません。
一般的にのどの違和感は感染症に伴う事が多いのですが、感染症の治療を行っても改善が見られないことがあります。このような場合漢方薬が大いに役立つ事が珍しくありません。
めまいの原因はさまざまな要因で起こりえますが、西洋薬にて効果を発揮する事は多いです。ただ漢方薬で効果を発揮する事も珍しくなく、試す価値は大いにあります。
予約は「当院受診歴のある方のみ」とさせていただきます。